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【有力中堅】上野製薬株式会社

2014年11月18日

【就職・転職におススメ!意外に知られていない有力中堅企業】

業歴も長く、安定した業績を上げていても、上場していないことなどで全国的な知名度が低い会社を取り上げます。就職人気ランキングには名前は上がらない企業たちですが、一見の価値はある会社たちばかりです。掲載基準は①業歴が10年以上あること②売上10億円以上③大企業の子会社ではない、の3つです。

上野製薬の事業内容は?

研究開発型の企業で、主たる事業は化学薬品事業と食品添加物事業の2つです。

化学薬品事業

競争力の源泉としてUENOプロセスと呼ばれる独自の製造方法を持っています。が発見されてから100年後、上野製薬の二代目社長である上野隆三氏がコルベ・シュミット反応という化学反応の反応機構を解明し、さらにはコルベ・シュミット反応化合物の工業生産方法を確立しました。この生産方法を上野氏の名字を取ってUENOプロセスと呼んでいます。同社の事業の根幹にはUENOプロセスがあり、多くの化合物生産に現在も活かされています。

例えば、パラベン類は防腐剤として色々な分野で使用されています。人体に対する毒性が低いため、食品や化粧品・医薬品といった分野で使用されています。

食品添加物事業

メッキンスやエルバージュが有名です。

過去に存在した事業

以前は上記2事業に加えて、医薬品製造事業もありました。緑内障・高眼圧症治療剤の製造を行っていましたが、2001年4月にアールテック・ウエノ株式会社に事業を移管しました。現代表の兄にあたる上野隆司氏が代表に就任。その後、アールテック社はJASDAQに株式公開(証券コード4573)をしています。
ちなみに、この上野隆司氏はその後米国に渡りSucampo Pharmaceuticals, Inc.を創業し、その会社も米NASDAQに上場しているという凄腕の経営者です。以下は2013年に出した著書。

上野製薬の業績は?

官報の決算公告

平均成長率による成長度分析

決算公告の数値を基に成長度と安定度に分けて分析を行います。まず、成長度分析には平均成長率(CAGR)を用います。この指標を見ることで複数年にわたっての企業の成長力を見ることが出来ます。平均成長率が高いほど成長してきたという見方が出来ます。

上野製薬の場合は第66期と第69期の数字を比較します。比較項目は4つです。

変動係数による安定度分析

次に、決算公告の数値を基にして安定度を分析します。安定度分析には変動係数を用います。この指標を見ることで企業業績のばらつきを見ることが出来ます。変動係数が小さいほどばらつきが少なく、大きいほど上下変動が激しかったことを意味します。あくまでも変動幅を見るものですから、変動係数が大きかったからといって悪いものではありません。

上野製薬の場合は4期分の数字を元に算出しました。比較項目は成長度分析と同じです。

成長度と安定度で比較を見る

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上野製薬の年収は?

平均年収はあくまで推定です。根拠には中小企業庁が出している中小企業実態調査の統計表(平成23年度)を参考にします。上野製薬の事業内容から考えると、業種の分類は製造業の化学工業ではないかと思います。売上高販管費比率を比べても、それほど大きな差はありませんでしたので参考資料としてある程度信頼できます。

統計表の売上高人件費率から上野製薬の人件費合計を推定して社員数で割って平均年収を求めます。


本記事は執筆時点での上野製薬株式会社のホームページを参考にしています。

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